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完全防水リュックで失敗しないための賢い選び方

雨や雪の多い日本では防水リュックは防水リュックはひとつは持っておきたいアイテムです。

一口に防水リュックといっても、機能や形状、素材などは様々で、それによって防水性の高さも変わってきます。

通勤や通学などの普段使いで、多少の雨や雪くらいであれば、軽い撥水機能を備えているものでも対応できることも多いですが、水辺でのウォータースポーツや悪天候を伴うアウトドアなど、水を多く浴びるようなシーンになると、完全防水により近いものが必要となっています。

また、最近では通学や通勤、また休日でもノートPCやタブレットなどモバイル機器を持ち運ぶ方も増えているので、水に弱いデジタル機器を守るためには、しっかりとした防水機能を備えたリックを選ぶことが重要です。

今回は、完全防水リュックを選ぶ上で、失敗しないために、重要なポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

防水性と強度に優れた素材を選ぶ


最もバッグの防水性に影響の大きいのが、使用されている生地です。
防水性の高い素材や強力な撥水加工が使われているものを選ぶことが大切です。

防水リュックに使われている生地には主に次のようなものがあります。

・ビニールコーティング(ラミネート生地) 

ポリエステルや綿などの生地にポリ塩化ビニルを張り付けた生地で、防水性が高いので汚れに強く、生地にハリとコシもあります。

・ターポリン

繊維の布を軟質の合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シートのことで、屋外で使われている横断幕や、学校行事などで使用されるテントなどに使用されている。
完全な防水性を持つ生地で、高い強度を誇り、色褪せや劣化しにくい耐久性も備えている。

・コーデュラ
ナイロンの7倍の強度を誇る、インビスタ社の開発した生地。
軽くても穴が開きにくく、ミリタリーやアウトドアといった過酷なシーンでも採用されるほどの強度が高い。
縫い合わせ時に生地がまとまるように、ナイロン生地の裏面にはコーティングが施されており、またそれによって撥水性も高めている。
デニールと呼ばれる、繊維の太さの単位があり、数字が大きくなるほど重量があり、強度が高くなる。
 
・バリスティックナイロン 

デュポン社が軍用に開発したもので、強度、防水性ともに非常に強力な生地。
通常のナイロンに比べて5倍の強度を持つといわれており、耐摩耗性に優れるうえ撥水性も非常に高い。
コーディラと同じく、デニールという単位があり、数字が大きくなるほど厚みがあり耐久性も高くなる。

・TPU素材 

熱可塑性ポリウレタンという素材のことで、スマホケースなどにも使われている素材。
ラスチックの一種で、水を通さず、完全な防水性を持つ。
柔らかくて丈夫で加工がしやすく、強度とソフトなタッチを兼ね備えている。

上記の他にも各ブランドが独自に開発した生地を採用していることも多く、水を通さず空気だけ通すことで蒸れを防ぐことができる透湿防水性を備えた生地などもあり、用途や目的によって最適な機能を持つものを選ぶことで、より快適に過ごすことができるでしょう。

隙間から水が染み込まない縫製方法


防水バッグのウィークポイントとなりやすいのが、生地と生地を繋ぎ合わせる際に出来る縫い目です。

縫い目にわずかな隙間があると、大雨や水しぶきなどを浴びた時に浸水する可能性が高くなります。

そこで、防水性の非常に高いリュックの多くは、水の浸入する隙間を作らないために、熱圧着という製法が使われています。

縫い目を作らずに熱で繋ぎ合わせることで、リュック内部への浸水をしっかりと防ぐことができます。

また、ブランドやメーカーごとに熱圧着の方法は異なり、精度や耐久性なども様々なので、信頼できるものを選ぶことも大切です。

熱圧着以外の製法として、防水ウェアには縫い目の裏側に専用のテープを貼り付けて防水性能を高める、「シームシーリング」という製法があります。

こちらはテープを張り付けることで、縫製によるミシン針の「穴」の処理をし、水が浸入する隙間を防ぐ製法になります。

上部からの水の浸入を防ぐ開口部


一般的なリュックの形状としては、開口部やポケットにファスナーが用いられているものがほとんどですが、防水リュックの場合は、開口部を独自の形状にしたり、防水性のファスナーを採用することによって、入り口からの水の浸入を防ぐ工夫がされています。

まず、完全防水をうたっているバッグの多くに採用されているのが「ロールトップ仕様」です。

バッグのメイン収納部の開閉口がクルクル巻いて開け閉め出来るようになっており、巻いてバックルでしっかり固定することで、上部からの水の浸入を防ぎ、完全防水を実現しています。

水が多くかかっても、バッグ内部の荷物の濡れをしっかり防いでくれるので、嵐や暴風雨の際や、アウトドア、ウォータースポーツなどのシーンでも使用様することができます。

また、巻き加減を調整できるタイプも多く、荷物が少ない時にはコンパクトに、荷物が多いときや、かさばるものを入れる時には最大限に広げて使う事ができるところも魅力です。

開口部が大きく開くので、サイズの大きい荷物の出し入れがしやすいというメリットもあります。

さらに、ロールトップ仕様のバッグは増えてきたとは言え、まだ街で見かけるバッグの主流はファスナー仕様のタイプが多いので、ファッションアイテムとしても注目度が高く、優れたデザイン性も人気となっています。

ロールトップ仕様以外の防水対策としては、防水性のファスナーを採用しているものがあります。

防水加工が施された止水ファスナーを使用することによって、内部への水の浸入を防ぐことができます。

防水性の高さではロールトップ仕様の方が密閉に近い状態にすることができるので安心ですが、止水ファスナーを使用されているタイプでもしっかりと防水処理されているものでしたら、よほど水浸しになるような状態でなければ問題なく荷物を濡れから守ることができるでしょう。

また、荷物のアクセスのスピードを考えると、ロールトップ仕様の場合はロール部分を巻いたり広げたりという動作が必要ですが、ファスナーであれば、すぐに開閉することが出来るので、素早く荷物を出し入れすることを優先したい方におすすめです。

メイン収納部の開口部はロールトップ仕様、フロントやサイドポケットなどは止水ファスナーを使用されているタイプのものを選べば、大切な荷物をしっかりと濡れから守ることができるでしょう。

また、メイン収納部に雨蓋が付いているタイプもあり、止水ファスナーと併用されているものであれば、上部から水が入り込むことをより防いでくれるでしょう。

上記のように、素材、縫製方法、形状などがより充実したものを選べば、より完全防水性が高く、絶対に荷物を濡らしたくないという方にとっては最適な防水リュックとなります。

各メーカー、ブランドごとに防水リュックの開発が進み、防水性が高いだけでなく、収納面や機能性の高いものや、デザイン性にも優れたモデルが多数リリースされています。

素材の進化にともない、普段使いでも快適に過ごすことができる様な軽量化を実現したモデルも多いので、完全防水リュックというと、重くて扱いにくそうというイメージがある方も驚かされるのではないでしょうか。

デザインも雨の日でも晴れの日でも違和感なく合わせられるおしゃれなものも増えています。

快適でお気に入りの完全防水リュックがひとつあれば、大雨や水辺での使用だけでなく、通勤や通学など普段使いから旅行、アウトドアまで、幅広いシーンで活躍してくれます。

ぜひ、用途に合わせてお気に入りの完全防水リュックを見つけてみて下さい。

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